光回線からWi-Fiへの乗り換えはアリか。

「光回線を変えたいんだけど大げさになりそうで面倒だ」という方は多いです。

最近では高速インターネットが可能なWi-Fiサービスも増え、こうなると光回線の乗り換え先は光回線だけとは限らなくなりました。

大容量データをダウンロードするようなヘビーユーザーであれば光回線ですが、ネットはスマホ中心とかSNSメインで利用しているユーザーであれば、Wi-Fiも一つの選択肢になります。

現在の光回線の速度が不満、サービスが不満、料金が不満というユーザーは、これから紹介するサービスはいかがでしょうか。

乗り換えるWi-Fiの仕組み

Wi-Fiの場合、光回線のように家に回線を引き込む訳ではありません。
仕組みは、回線はドコモ、au、ソフトバンクなどスマホと同じようなキャリア回線を利用するか、独特に用意した自社の回線を利用する形になります。

ですから、キャリアが提供するサービスのWi-Fiを利用すれば、当然、そのキャリアの回線を利用する形となります。
スマホと同じ感じですね。

光回線からの乗り換え先は?オススメWi-Fiの紹介

では早速、オススメのWi-Fiを紹介します。
どれも光回線を利用していた時と同じデータ容量無制限・使い放題のWi-Fiです。

どんなときもWi-Fi

最近話題のクラウドWi-Fiであり、SIMカードを利用せずクラウドSIMという仕組みを利用したもの。
エリアによって、最適な回線を自動で選んでくれるのでつながりやすいという特徴があります。

基本データ

事務手数料 3,000円
月額料金※ 1ヶ月目~24ヶ月目:3,480円
25ヶ月目以降:3,980円
契約期間 2年間/自動更新
違約金 0~12ヶ月:19,000円
13~24ヶ月:14,000円
26ヶ月以降:9,500円
更新月:0円
通信速度 下り最大:150.0Mbps
上り最大:50.0Mbps
通信容量 無制限
連続通信時時間 約12時間
同時接続 最大5台

※クレジットカードの場合の月額料金です。

ドコモ、au、ソフトバンクの回線をキャッチ!

大手通信業者3社の回線を利用したモバイルWi-Fi。
下りの回線速度が気になりますが、20~30Mbpsは出ているので、よほど高画質の動画でない限りは快適に見れます。
モバイルルーターで持ち運びにも便利。
家族でというよりも、1人で利用するユーザーに向いています。

⇒どんなときもWi-Fi公式ページで詳しくは知りたい

WiMAX

日本での回線元は、KDDIグループのUQコミュニケーションズ。
独自の通信網を用いて、キャリアを利用した回線よりも混みにくいという特徴があります。

基本データ

事務手数料 3,000円
月額料金
(クレジットカード)
1ヶ月目~2ヶ月目:2,726円
3ヶ月目~24ヶ月目:3,411円
25ヶ月目以降:4,011円
契約期間 3年間/自動更新
違約金 1ヶ月目~12ヶ月目:19,000円
13ヶ月目~24ヶ月目:14,000円
25ヶ月目以降:9,500円
更新月:0円
通信速度 下り最大:1.2Gbps
上り最大:75.0Mbps
通信容量 無制限
同時接続 最大40台

※タワー型ルーターの場合

回線速度に自信アリ!

高速通信であり、自宅で家族で利用にも向いています。
持ち運びもできるルーター型、ハイパワーである自宅メインのタワー型と利用状況に合わせて選べるのがいいですね。

ただ、高速通信できるエリアはせまく、利用できるユーザーが限られてきます。

WiMAXは回線元ではなく、他のプロバイダでも契約できます。
そちら方が月額料金が安いケースもありますが、UQコミュニケーションズだと格安でルーターを機種変更できる強みがあります。

⇒UQコミュニケーションズ公式ページへ

ソフトバンクエアー

ソフトバンク回線を利用したWi-Fi。
ソフトバンク携帯を持っているユーザーであれば、おうち割が適用されてスマホ代も安くなります。

基本データ

事務手数料 3,000円
月額料金
(クレジットカード)
1ヶ月目~12ヶ月目:3,800円
13ヶ月目以降:4,880円
契約期間 2年間/自動更新
違約金 1ヶ月目~24ヶ月目:9,500円
25ヶ月目以降:9,500円
更新月:0円
通信速度 下り最大:962Mbps
上り最大:75.0Mbps
通信容量 無制限
同時接続 最大64台

※タワー型ルーターの場合

自宅Wi-Fiのパイオニア

人気の高いタワー型のWi-Fiであり、ユーザー数も多い。そのせいもあるのか時間帯によっては低速になる事も。
これは利用する自宅の周辺通信環境に左右されるもの.。
それでもソフトバンクエアーが人気なのは「おうち割」が適用されるから。

データ定額50ギガプラス/ミニモンスター、データ定額50/20/5GBなら月々スマホ代が1,080円割り引かれます。
この割り引きは、ソフトバンクユーザーには大きいメリットですね。

通信速度については口コミでも賛否両論ですが、通常画質で動画を見る程度なら問題ないエリアは多いです。

Wi-Fiに乗り換えるメリット

光回線から他社の光回線に乗り換えるよりも、Wi-Fiに乗り換える場合、次のようなメリットがあります。

回線工事不要

光回線を他社の光回線に乗り換えた場合、工事が発生します。
工事費が発生するのはもちろんですが、工事の日程を決めるなど何かと手間がかかるもの。
Wi-Fiだと工事がいらないので、手軽に乗り換えが可能です。

大家に確認を取らなければならないような賃貸での利用もいいですね。

届いたその日から使える

契約してから利用できるまでの期間が短かく、届いたらその日から使えます。
設定も簡単で、基本はWi-Fiに接続するだけ。
手軽に使い始められるので、引っ越し先でもいいですね。

設置場所自由

光回線は、ルーターの設置場所がある程度決まってしまいましたが、Wi-Fiならどこでも好きな場所に設置できます。
モバイルルーターにすれば、外にも持ち歩けるのでスマホの通信費の節約にも。

光回線から乗り換えるWi-Fiの選び方

光回線からWi-Fiに乗り換える場合、以下のような条件から選ぶと良いです。
先に紹介したWi-Fiも、これらの条件のどれかには当てはまっているので、

光回線と変わらない条件のものを選ぶ

光回線のメリットといえば、高速通信、ネット使い放題、定額料金です。
Wi-Fiを選ぶときも、できるだけこれらの条件に近づければストレスなく利用することができますね。
意外とこの3つの条件がそろうWi-Fiも少なく、人気どころでいえば紹介したWi-Fiくらいでしょうか。

もし、 スマホなどで月7GBも使わないなら、選択も増えます。
「SNS中心だ」とか「あまりネットをしない」というユーザーは、紹介したWi-Fi以外から選んでも問題ありません。

まずは「月7GB使うかどうか」を目安にして選びます。

用途でタイプを決める

これから、どのように利用したいですか?
1人で利用したいのであれば、持ち運びにも便利なモバイルルーターがあっています。
もし、家族で利用するならハイパワーのタワー型ルーターの方が、自宅内でも電波が届きます。

この様な利用状況で、タワー型か、モバイル型を決めましょう。

電波で決める

繰り返しになりますが、Wi-Fiは主にキャリアの回線を利用します。
なので、エリアや周囲の通信環境は回線速度に影響します。
あなたのエリアでは、ドコモ回線を利用したWi-Fiよりも、ソフトバンクのWi-Fiの方が速いかもしれません。

キャリア回線を利用するWi-Fiには、どうしてもエリアによって当たり外れがあります。
流石に光回線同等の高速通信をWi-Fiに求めるのも酷ですが、10~30Mbps出てるようであれば快適に利用できます。
これが5Mbps以下だと厳しくなります。
家族で利用するなら30Mbps以上出ていれば安心です。

問題は、高画質の動画やオンラインゲーム。
こちらを利用するユーザーなら、公式ページでエリア確認、Twitterでの口コミ、回線速度報告サイトなどを参考にしてください。

まとめ

最近は、光回線だけが高速インターネットではなくなりました。
大容量のデータをやり取りしたいのであればまだ光回線ですが、そうでなければWi-Fiの出番です。
今回はその中でも、光回線からの乗り換えとなると、有力候補となるサービスのWi-Fiを紹介しました。

まずは、この3つのWi-Fiの中で、検討してみてはいかがでしょうか。

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